ホットペッパービューティー

女心と秋(冬)の空

私:今日は何食べに行こうか???

妻:うぅ~ん・・・何でもいいよ!

私:え!?何でもいいの?

妻:うん!

私:・・・そうか・・・じゃあ・・・焼肉なんかどう?↑

妻:あぁ焼肉ねぇ・・・髪の毛に匂いがつくからなぁ・・・

私:そっか・・・↓じゃあ、パスタ・・・は?

妻:この前も行ったじゃん

私:そっか・・・↓じゃあ・・・

・・・

・・・

・・・てかさぁ、何でも良いって言ったじゃん!
アレもヤダこれもヤダって、
じゃあどこ行きたいのか自分で決めなよ!!

妻:だからどこでも良いって言ってんじゃん!!

私:おぅ!!だったら牛丼だ牛丼!!!!!

妻:いいよ!!!じゃあ牛丼行こうよ(怒怒怒)!!

私:牛丼って!!?

妻:もういいっ!!!帰って食べる!!!!

~~~激怒プンプン丸!!!!~~~~
(あ!?わかんない人は流して下さいネ)

こんなことありませんか?(笑)

男性と女性の脳の構造は違っているため
すれ違いが起りやすいと言われています。

冒頭のやり取りはよくありがちな例ですね^^;

なぜこうなるのか解りますか???

・・・

・・・

・・・

考えてます??

・・・

・・・

・・・

そう!正解!!

・・・えっ!?

・・・あぁ解らないですか^^;


では、今回も全く美容に関係ない方向へぶっ飛んでいきますよぉ!!

はい!!という訳で、この例の場合の傾向と対策を解説していきますネ(笑)

まず、

男性は基本的にプライドの塊ですので、

①頼られるのが好き
②褒められるのが大好き
③否定されるのは大大大嫌い

ということ。

なのでここでの模範解答はこう↓↓↓

「焼肉いいねぇ↑美味しいもんねぇ↑・・・
・・・でも、今日の服クリーニング下ろしたてだから
匂い付いちゃうかなぁ?どう思う??」

「パスタもいいねぇ↑大好き↑・・・
・・・あれ、でも最近パスタ行かなかったっけ???」

解ります??
とにかく肯定する。
これでオッケーです!

次に女性、キーワードは共感。

①答えは決まっていても独断はイヤ!
②言わなくても解って(察して)欲しい
③最終的には私が決めたい!


つまりこう↓↓↓

「今日の気分はガッツリお肉系?それともサッパリ和食とか?」

「にぎやかなところでワイワイ飲みたい?それともしっとり??」

要は選択肢を限定しつつ答えを引き出す。

「お寿司ねぇ!良いじゃん!!ちょっと熱燗とかもいっちゃう?」

そして共感。。

うぅ~んなかなかテクニカル^^;


これ、何の話かというと、
実は美容師とお客さまのコミュニケーションのお話。

私は男系の家系で育ったので美容師になりたての頃
女性のお客さまとのコミュニケーションで苦労しました。

美容師は技術もさることながら、お客さまとの
コミュニケーション能力は必須のスキルです。

当時の私は、それまで教科書すらまともに
読んだ事が無かったのですが^^;
心理学・コミュニケーションなどの本を
たくさん読んで猛勉強しました。

その時思ったこと。

なぜ世の中には美容室がたくさんあって
美容師も大勢いるのにちゃんとした
コミュニケーションスキルを教えるところが
少ないんだろう??

もっとちゃんとコミュニケーションスキルを
身につけたら、もっと多くのお客さまに
必要とされるんじゃないか?

・・・と

インターネットで『美容室 不満』と検索すると
技術ミスと並んで多いのがタメ口、
馴れ馴れしい態度、失礼な質問など
コミュニケーションスキルの問題が多いこと。

美容学生が卒業後美容室に入ってから
お客さまを担当するまでの間は平均3年
その間寝る時間も遊ぶ時間も削って
ひたすら技術を学ぶ。

シャンプーやカット、パーマ、カラー
セットやメイク・・・

気の遠くなるような大変な作業です。

それでもようやくデビューして
いざお客さまに対すると、
カウンセリングがうまくできない、
お客さまのご要望がつかめない
指名が取れない。
結果、給料が増えない。

当然ですね。


勤務時代、私は部下に技術指導はほとんどしませんでした。

その私が一貫して言い続けてきたこと。

『ちゃんとした美容室(師)を創る』

デパートやホテルで当然のように受けられるサービスを
美容室でできるところが少なすぎるのです。

初めてのお客さまには、名刺をお渡ししてご挨拶するとか、
お手洗いを尋ねられたら口頭ではなく、ご案内するとか、
所要時間や料金を明確にお伝えするとか・・・

お客さま本位のコミュニケーションを提供する。

全部当たり前のこと。

そんな当たり前のサービスが
当たり前に受けられる美容室

そんな美容室を実現していきたいという思いを新たに

2014年も元気に営業します!

ちゃんとしたコミュニケーション
ちゃんとした技術で
安心の美容室は↓↓↓

カーサ・デ・ラ・ディオーサ

ところで・・・、

ではなぜ、我が家の夫婦喧嘩が無くならないのか?

それがミステリー^^;