1メートルは100センチ。1センチは10ミリ。モノサシの単位は万国共通。インチやフィートなどの単位もあるけれど、それぞれがセンチに当てはめるとどこの国でも共通の長さが測れます。そんな便利なモノサシ。ともすると、私たちは反射的にこのモノサシに当てはめて物事を判断していることがあります。例えば『1メートルのホットドッグ』と言ったら『長っ！！』ってなりますし、『1センチのキュウリ』って言ったら『短っ！！』て思いますね。そう、私たちは常に標準や常識にとらわれているんです。先日、長女が学校から持って帰ってきた体力測定の結果。『総合評価“Ｄ”』これを見た私は反射的に『Ｄか・・・もうちょっと頑張らなきゃだね＾＾；』って言ってしまいました。それを聴いた長女は悔しそうに『何でそういうこと言うの！私、頑張ったんだよっ！』って。確かに、細かな分析の表など大して目も通さず、Ｄ＝標準以下、と判断して評価してしまったんですね。Ｄ＝標準以下は間違っていません。でも、『本人がどれだけ努力したか』は他人のモノサシでは測れません。大して努力しなくてもＡ評価の子もいたかもしれませんし、いつもの数倍頑張ってとれたＤ評価だったのかもしれません。時には、誰かや何かと比較して自分の立ち位置を判断することは必要かもしれません。でも常に誰かより優れていることや、他人より勝っていることに重きをおき過ぎると、目の前の小さな幸せや心の平穏が離れていってしまいそうですね。反省＾＾；（オーナー板野）
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