まだまだ寒い日が続きますねぇ・・・。私、自転車通勤なので、朝晩はかなり凍えまてます。もう、首から顔から頭から・・・巻きつけられるもの全てまきつけてかなり怪しい風貌で出勤してます^^;ちょっとお見せできませんが・・・。
さて、そろそろ書いておかなければなぁ~って思っていたところ案の定お客様からご質問を頂いたので、今回はこの御題でいきますネ。
また長くなりそうな香がプンプンです。皆さまちゃんとついてきてくださいね!
では・・・そもそも、シリコン(正しくはシリコーンです)とは何者なのか?というところからですね。。
皆さんまずは今お使いのシャンプー容器の裏側をチェックしてみましょう!!
・・・ハイ、色々書いてありますねー^^
見てもらいたのは成分表示の部分です。
今は全成分表示が義務付けられてますので、全ての含有成分が記載されています。
その中にありませんか?・・・ジメチコン、シクロメチコン、シロキ、シリカ、メチコンの表示。。
これがシリコンです。
「私の使ってるシャンプーはノンシリコンシャンプーだから入ってるわけないでしょっ!」・・・て思ったひと。
・・・そう、あなたです!
ノンシリコンシャンプー買うときに一緒に買いませんでしたか?同じシリーズのトリートメントやコンディショナー。
ひっくり返してみてみましょう!
ほら!入ってますね!!
それでも「私のは全てノンシリコンよっ!」っていう頑固なあなた!
お使いの化粧品の成分表示をご覧あれ。。
ほ~らあったでしょ^^
・・・そうなんです。
シリコンは私達の生活の中に数多く使われています。
そんなシリコンが身体に有害なものだったらびっくりじゃないですか!?
結論から言うと(かなり長い前振りのあとですが^^:)ほぼ無害です。(飲んだりしたらダメですよ)
ではなぜ今ノンシリコンが騒がれているのか!?
答えは・・・ズバリ!売れるから!!これです。
不況の中で販売が伸びる方法。『宣伝戦略』ですね。
しかも、強力に売る方法は『消費者に危機感を与える』ということです。
シリコンは悪いもの、危険なもの・・・とかですね。
『大衆は常に間違う』この心理に乗じているわけです。
何の行列かわからないけど取り合えず並んでみるとか、みんなが使ってるから私も使ってみるとかです。
・・・そういえばちょっと前に騒がれた弱酸性シャンプーは今は何処に・・・。
ちょっと反れましたね^^;
では次にシリコンの効果についてです。
主にコーティングや艶出し、摩擦の軽減、手触りや質感のアップなどです。
ノンシリコンシャンプーをお使いの方はお気づきだと思いますが、シャンプー後の仕上がりはギシギシしますよね?
これ、シリコンが入ってないので当然なんです。
このギシギシ感やゴワゴワ感を抑えるために配合されているのがシリコンということです。
・・・ちょっとバテてきました^。^;
・・・で、シリコン入り、ノンシリコンのメリット&デメリットいきます!
■シリコン入りのメリット
ゴワゴワ、ギシギシが抑えられる。シャンプー後の手触りがなめらか。髪の毛がコーティングされるのでサラサラ、ツヤツヤ。
■シリコン入りのデメリット
髪の毛や頭皮がコーティングされる(一時的に)ので後のトリートメントやコンディショナー、育毛剤の浸透が阻害される。
(毛穴を詰らせて抜け毛や細毛の原因になる→ウソ(基本的にシャンプーなどに含まれるシリコンは水溶性なのであり得ません)
■ノンシリコンのメリット
無駄なコーティング剤(シリコン)が含まれないので後のトリートメントやコンディショナー、育毛剤の浸透がよい。
■ノンシリコンのデメリット
ゴワゴワ、ギシギシ。。。(極論石鹸で頭洗うのと一緒)
・・・で結局、私は何を使えばいいのよぉ~!!ってことですが、わかりやすくまとめてみました。
●健康毛でシャンプーのみもしくは+リンス派 → シリコン入りシャンプー(+リンス)
●ダメージが気になるけど基本リンス派 → シリコン入りシャンプー+リンス
●ダメージが気になって本気で治したいトリートメント派 → ノンシリコンシャンプー+トリートメント
●育毛剤や頭皮ケアをしている → ノンシリコンシャンプー+育毛剤+トリートメントorリンス
●ロングでハイダメージ毛 → シリコン入りシャンプー+トリートメント
●ヘナやヘアマニキュアをしている → シリコン入りシャンプー+リンス
●縮毛矯正をしている → シリコン入りシャンプー+トリートメントorリンス
・・・こんなところでしょうか・・・。
今回も最後まで読んでくださった方いますか???
ディオーサでは、お客さまのお髪やお肌に関する疑問にできる限りお応えしていきたいと思いますので、これってどうなの!?みたいなことがありましたらどんどんご質問くださいネ!
今後もマニアックに解説していきたいと思います!
では次回もお楽しみにー!!