横浜市鶴見区の美容室&エステサロン「カーサ・デ・ラ・ディオーサ」オーナーの板野です。こんにちは!
つい先日のおはなし・・・。
初めていらしたお客さま。
とってもチャーミングで素敵な女性でしたが・・・
ヘアカラーがムラムラでうぅ~んなんとも残念^^;
聞けば、前回の美容室で染めた際に根元だけが明るくなってしまった・・・と。
せっかく美容院で染めたのにそんな仕上がりではガックリですよね?
当店でも色んなお客さまがいらっしゃいますが、一定の割合で他店やホームカラーで失敗されたとおっしゃる方が来店されます。
なかでも多いのがこのパターン。
そう、前述のように根元だけが明るくなってしまう失敗ですネ。
ではこれ、なぜそうなるのでしょうか?
①たん白変性でヘアカラーがくすむ
一つ目の原因はたん白変性による「くすみ」です。
これは特にロングヘアの方に多いですね。
主に縮毛矯正やデジタルパーマなどの加温パーマをされている方の他、
くせ毛で毎朝ストレートアイロンでしっかり伸ばしている方や、
こてを使ってカールをつけている方。
繰り返すことでダメージはもちろん熱によるたん白変性がおこります。
(たん白変性に関しては過去に記述しているのでこちらをご覧ください)
例えるなら、上手に焼けた目玉焼きに醤油をたらすと、プルンとはじいてツヤツヤできれいな紫色に見えますね。
でもちょっと失敗して焦がしてしまったような目玉焼きだとどうでしょう?
卵もカピカピでガサガサ。
その上にたらした醤油も凸凹の表面にたまって濁った黒っぽい感じに見えませんか?
髪の毛も同じことが言えます。
過度の熱ダメージで傷んだ毛先はカラー剤がきれいに発色せずにくすんでツヤのない黒ずんだ色に見えるのですね。
②黒染めや白髪染めが邪魔をする。
過去に黒染めや白髪染めをしている髪の毛は明るくなりにくい性質があります。
例えば、一時期明るめに染めていた髪の毛を就職活動などで黒く戻し、就活が終わったので明るくしたいといった場合や、
いつもはサロンで自然な白髪染めをしているけど、一度ホームカラーの白髪染めを使って思いのほか暗くなってしまったので自然な色に戻したいといった場合ですね。
前者の場合、黒染めから半年後に明るくしようとすると、新生部(伸びてきた根元の部分)だけが明るくなり、既染部(黒染めをした部分)は黒く残る場合があります。
つまり、根元が明るくて5~6cmくらいのところから毛先が黒いまま。これ、かなりかっこ悪いですね^^;
後者のホームカラーの白髪染めも同じ。
毛先だけが黒くて根元が明るいなんて事がおこるのです。
そんなこんなで色々なトラブル毛の方がいらっしゃるのですが、どちらも修正が結構難しいです。
まずは毛先に沈殿した色素を脱染しなければいけないので、ブリーチを使うことになりますが、それでなくても傷んだ毛先ですので、かなり覚悟が必要です。
それでもどうしても明るくしたいと言うことならダメージ必至でやることもありますが、その後もその髪の毛と向き合う私たち美容師の立場としては、
自分で自分の首を絞めかねないわけですから、できるだけ避けたい作業ですね^^;
とはいえ、お客さまのご要望とあればできる限りのことはさせていただきますが・・・。
できれば失敗する前に来てくれたらよかったのになぁ~・・・なんて思ってしまうわけです^^;
ちなみに先述のお客さま。
もちろんきれいになってお帰りいただきました^。^;
当店では、ヘアカラー比率90%以上と、ほとんどのお客さまにヘアカラーをご提供させていただいています。
一度の失敗で後悔しないためにもヘアカラーは経験豊富な私たちに是非お任せくださいね!
豊富な経験と確かな技術で安心のヘアカラーをご提案する私たちは↓↓↓
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